筋トレで自信がつく!ポジティブになり顔つきまで変わるって本当?筋トレでうつになることも
筋トレには自分に自信が湧き、ポジティブな思考になる効果があると言われていますが、本当でしょうか。また、筋トレによるストレス耐性の向上や身体に与えるさまざまな効果についても解説します。反対に筋トレでうつになる場合についても説明します。
筋トレで自信がつく・ポジティブになるのか?
筋トレには人に自信をつける効果があります。また、身体の変化によりポジティブな気持ちを得られる効果もあります。
実際、筋トレによって身体が変化することで、自分自身に対するイメージは変わってきます。筋肉が付き自分の理想に近い姿になれたなら、以前の自分と比べ自信が湧いてくるのも当然でしょう。
人前に自分の姿を晒すことに対しての抵抗感も減ってきます。それ故のナルシズムも増しますが(笑)。
また、筋トレによって脳内にエンドルフィンが分泌されますので、そのことによるストレスの軽減と共にポジティブ感の向上にも繋がります。
またハードワークをこなしたという達成感から、自己肯定感も増し、それが自信にもつながっていきます。
筋トレによる自信とテストステロン
筋トレを行うとテストステロンの分泌が増加します。このテストステロンという物質は、男性ホルモンのひとつで、筋肉量や性欲に影響を与えるとされているものです。
つまりテストステロンが分泌されないと、人は自信がなかなか湧いてこないのです。
自信の源となるテストステロンを増す簡単な方法が、筋トレなどの運動をすることになります。
筋トレすると顔つきが変わるのはなぜ?
よく筋トレによって顔つきが変わったと言われる人がいます。実際に筋肉が付く前と比べると、たしかに顔つきが変わる人が多いようです。芸能人なんかで筋トレした人もそうですよね。筋肉が付くことで、どこか精悍な顔つきになります。
この理由は、筋肉の発達によって顔の輪郭が引き締まるためです。
顔の筋肉は普段あまり使われていません。しかし全身の筋トレを行うことにより、顔の方の筋肉も作用し鍛えられるのです。
筋肉がつくと引き締まるため、顔も小顔化していきます。フェイスラインがスッキリするだけでなく、小顔化することで顔と体のバランスも良くなり、スタイルもより良くなります。
美意識の高い女性などはフェイスラインを引き締めるために口輪筋や咬筋を鍛えたりする人もいますが、これは顔の筋トレを集中して行っているということです。
腕や肩の筋トレを行うと、首筋や顎周りの筋肉も鍛えることに繋がりますので、そのためにフェイスラインも引き締めることができますよ。
筋トレしてもメンタルは変わらない・逆にうつになったという声も
筋トレで自身がつく・ポジティブになるという声を聞く反面、筋トレによってメンタルの状態が変わらない・逆にうつになったという声もちらほら聞こえます。
適切な筋トレを行うことでストレス耐性や気分の改善、自尊心の向上など、メンタルヘルスに良い影響を与えることがわかっていますが、一部の人にとっては筋トレによる体への負荷が逆にストレス反応を引き起こしてしまうこともあるようです。
これは自発的な筋トレではなく、無理矢理に過酷な筋トレをやらされている場合などに多く見られるようです。体に与える負荷が強すぎるためメンタルに悪影響を与えてしまい、うつや不安症状を悪化させてしまうのです。
もともとあまりメンタルの状態が良くない場合は、無理な筋トレは避け、適度に気持ちが良い程度に留めておくべきです。
また、どうしても筋トレによる結果を早く手に入れたいという欲求が働きがちですが、早急な結果を期待しすぎず、長期的に筋トレを行うことで徐々に理想体型へと続けていくようにしましょう。
「現状維持で上出来!」これくらいの気持ちで続けていくことが大事です。やらないより何かしらの筋トレを行った自分を褒めてあげ、継続して続けることを目標としてください。
筋トレとストレスの関係
筋トレには自信が付く・ポジティブになるという効果の他に、ストレスの軽減効果もあります。
その理由は適度な筋トレにはストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑制する効果があるからです。
また、筋トレは身体的ストレスを緩和するとともに、運動中に分泌される内因性オピオイドによって心理的ストレスを緩和する効果もあるとされています。
筋トレを行う際は、肉体的には負荷を与えつつも心はリラックスして楽しみながら行うと良いでしょう。普段からストレスを感じやすい人は、筋トレを習慣化することでストレス耐性をアップさせましょう。
効果的な筋トレ方法
厳密な話をすると、筋トレ方法は目的やトレーニング経験、年齢、性別などによってプログラムを変えていく必要があります。また、間違った方法でハードな筋トレを行うと怪我にもつながるため、適切なトレーニング方法をジムなどのトレーナーに教わりながら行うのがベストです。そうすることで、より効果的な筋トレが可能となります。
ただ、自信につながる筋トレを行ううえでは、自宅にて適度な負荷をかけ、継続的に行う程度の筋トレでも十分です。
気になる部位を中心に2つか3つの筋トレを組み合わせ、毎日違う箇所を鍛えることをおすすめします。筋肉は毎日同じ箇所を鍛えても効果は上がりません。適度な負荷のあとには十分な休息を取ることで筋肉は作られていきます。
また筋トレは筋力が付くだけでなく、代謝アップや骨密度の増加、心肺機能の向上といった身体的効果も得られます。
年令を重ねると足腰の筋力が落ちてきます。50歳を超えている人は無理のない範囲でスクワットをメニューに入れることをおすすめします。
まとめ
筋トレは自信がつく・ポジティブになるだけでなく、身体的にもさまざまな健康的なメリットが得られます。
特別な道具を必要とせず、自宅で行うことのできる筋トレも多くありますので、ぜひ筋トレを習慣にしてください。
筋トレを効果的に得るには、十分な睡眠や栄養の摂取なども大切です。筋肉は傷ついた筋肉が回復する時にアップしていきます。そのためには十分な休息と栄養が必要なのです
ただし、過剰な筋トレは逆効果となることもあります。自己流の無理な筋トレは避け、体に痛みなどがでた場合は無理に続けないようにしてください。
そして本格的な筋トレを行いたいのであれば、専門のトレーナーの指導を受けながら適切なトレーニングを行うことをおすすめします。