新幹線乗車中に天災などで途中停車したときにはどう対処すべきか?駅員に文句は論外!
東海道新幹線での東京―名古屋間の運転が一時ストップ。
約22時間ぶりの全線運転となりましたが、修学旅行で乗り合わせていた中学校もあって、さぞや引率の先生も戸惑ったことでしょう。
だがしかし、機転の利いた先生方や旅行代理店は、帰れないと早々に判断して延泊を決断したという情報もあり、安全確保には最適だと感じました。
一方では、ワーワーと駅員に喚くだけの残念な人も居たと言います。
同じ人間でも、こんなに民度と言うか人間力に差があるもんです。
そこで今回は似たようなケースに遭遇したときに、どう対応するかについて書いてみます。
もくじ
事前に天災を知ることは出来ない
今回の東海道新幹線の件は、Yahooニュースなどのコメント欄で、事前に大雨予報が出ているのだから、それを承知で乗っておいて駅員に文句言うのは筋違いというニュアンスの投稿もあります。
個人的には同意します。
駅員に文句を言うのは完全に違いますね。。
さらにバスやタクシーを手配しろという上から目線の主張も違います。
自ら行動を起こそうともせずに、偉そうに命令口調で詰め寄る大人は、心と精神が未熟な証拠で、余計な関係者の時間を奪う泥棒でしかありません。
状況の把握と情報収集
大雨による東海道新幹線の運休は、乗客にとって予期せぬ出来事です。
このような状況では、乗客は冷静に状況を把握し、情報収集を行うことが重要ですが、アナウンスされる情報も断片的で「復旧に向けて努力しています」的なことしか言わないから文句を言われやすいのは確かです。
駅のアナウンスや掲示板には、運休に関する情報が掲示されますが、乗客は、車内のアナウンスや公式ウェブサイト、またはSNSで最新情報を知るようにします。
また乗客にとって車掌の情報は貴重です。
待機環境の確保
待合室や休憩スペース、トイレなどの利用可能な施設があります。
乗客はこれらの施設を活用したいところですが、大体、閉じ込められたままのケースが多くありますよね。
もし、運行しないということになり、駅での途中下車が許されるのならば、まずは適切な場所で休息を取ったり、トイレを利用して落ち着きましょう。
長時間の待機に備えて、必要な物品や飲食物を調達することも考えます。
雨に濡れた衣服のままでは体調に影響するため、駅構内で適度な衣服の購入も重要になるかもしれません。
しかしながら駅での長時間の待機は、やはりストレスだけが溜まるため、一刻も早く別の方法、具体的には移動を含めて別の環境を得ることが重要です。
代替交通手段の検討
今回のような鉄道の途中運休は、過去の事例から長期化する傾向が強いです。
乗客の健康状態などは後回しで、車両のことしか考えていないことが伺える(表向きは顧客)ため、早々に、代替交通手段を検討したほうがよいです。
いつぞやの大雪での長時間閉じ込めから学ばなければなりません。
大雪よりは、まだ大雨の方が移動しやすいはずですから、多少の費用は覚悟の上で、タクシーなどを利用してホテルを確保することが最優先ではないでしょうか。
鉄道会社が運休時に代替交通手段を提供する場合があります。
バスや特急列車などの代替輸送手段になりますが、大抵の場合、大混雑などもあって乗れる保証はありません。
やはりタクシーがもっとも有効になりそうです。
エリア周辺を流しているタクシーは、このような状況においては、相当に走り回っているでしょうから、捕まえることはほぼ不可能。
そこで、あえて遠方から呼ぶということも必要だと感じます。
またレンタカーもおすすめですが、営業時間外だと当然、意味をなしません。
やはりアプリを通じて、少し遠方から来てもらうほうが、コスパとタイパの面でも、混乱時ほど悪くないはずです。
適切な行動と我慢
このような突発的な鉄道トラブルにおいては、適切な行動と我慢が求められます。
もし駅員さんの指示に従うとしたら、当然、大勢の人たちと行動や足並みを揃えなければならないことから、何事にも我慢を強いられます。
逆に、多少の追加出費には目をつむってでも、快適な環境を求めたいと考えることは決して悪いことではありません。
忍耐する時間が勿体ない、ストレスに耐えられない場合は、いち早く移動手段を確保して、身体を休める場所に移動するほうがよいです。
適切な行動とは、集団の場合と個人の場合では異なりますので、混同しないようにしましょう。
ところが残念なことに、駅員さんに文句を言ったところで、何の解決にもならないとということが、全くわからない大人もいます。
そのような絡みを見ることもストレスとなるならば、自己責任で周囲の人とは違う動きをせざるを得ません。
まとめ
「新幹線乗車中に天災などで途中停車したときにはどう対処すべきか?駅員に文句は論外!」というテーマで、鉄道トラブルの対処法について書きました。
- 状況の把握と情報収集
- 待機環境の確保
- 代替交通手段の検討
- 適切な行動と我慢
まずは、この4点は持ち合わせてないと辛いかもしれませんね。
参照
梅雨前線の影響に伴うお知らせ|JR東海