懸賞で自動車が賞品!もし当選したら自己負担はゼロでいいの?後悔しない高額商品の申し込み
懸賞って楽しいです。
個人的には、1度たりとも満足な結果が出た試しはありません(汗)
クジ運が無いと言えば身もフタもありませんが、その分、妄想で高額当選しているからヨシとしますwww
さて、懸賞でラインナップされる賞品は実にさまざまですが、自動車とか当選したら、ホントにラッキーなのかという疑問があります。
運試しやひやかし半分で申し込み、たまたま当選したなら「転売」「譲渡」「売却」でいいじゃないかと考えると、思わぬ落とし穴にハマります。
今回は、そんなラッキーだかアンラッキーだか、真実がわかりづらい懸賞の高額当選について知り得たことをシェアします。
もくじ
応募規約を読む
大抵の人は、応募規約を細かく読むことはありません。
主催側はきめ細かい規約を公開していることから、万一、揉めたとしても規約を理解していない応募者に勝ち目はないです。
仮に自動車が賞品となる場合、以下のような条件が書かれていることがあります。
- 運転免許証を所有
- 〇〇歳以上(学生は不可など)
- 譲渡は禁止
- 維持費等は自己負担
- 車庫がある
- 転売や売却は禁止
- 当選の辞退は不可
もちろん規約違反が発覚すれば当選は取り消されるでしょうし、下手すると罰則を受ける可能性も。
高額な懸賞ほど規約にはしっかり目を通すことが肝心です。
特に自動車などの大型なものに関しては、
- 法律
- 税金
- 保険
などが絡みますから、後になって後悔することのないように。
当選したら
もし懸賞で自動車をゲットしてしまったら、タダで乗れるのでしょうか。
タダで乗れると考えるのならば、社会人として、少々思慮が浅いと言わざるを得ません。
あくまでも車両の提供であって、それに関わってくる費用はすべて自己負担というのは、もはや当たり前です。
いわゆる諸費用の部分ですね。
- 保険(自賠責、任意)
- 税金(自動車税、重量税ほか)
- 車検(検査登録、車庫証明、リサイクルほか)
ざっと数十万は初期費用として必要ですし、ランニングコストも負担するのは当然のことです。
一時所得
自動車レベルの高額商品を得ると、一時所得の対象となり得ます。
一時所得は、国税庁のサイトから引用すると、
営利を目的とする継続的行為から生じた所得以外の所得で、労務や役務の対価としての性質や資産の譲渡による対価としての性質を有しない一時の所得
を指します。
具体的には、
懸賞や福引きの賞金品(業務に関して受けるものを除きます。)
も明記されているので、上手下手関係なく言い逃れは不可能です。
結果として、所得税と住民税の負担も増すのは否めません。
日本の平均年収が約400万円と言われる中で、400~500万円クラスの高級車が当選したとすると、年収が倍になったのと同じです。
所得税と住民税の負担は、何となく感覚で掴めますし、その上でランニングコストも必要になるわけです。
ラッキーなのかアンラッキーなのかは、当選者の状況次第というところになります。
まとめ
「懸賞で自動車が賞品!もし当選したら自己負担はゼロでいいの?後悔しない高額商品の申し込み」というテーマで、高額商品が当選した場合について書きました。
自動車が当たれば、まあ、嬉しいのはうれしいですよね。
しかし現実は、人によって喜ばしいとは限らない。
ともかく高額商品がラインナップされる懸賞は、規約をしっかりと読んでおきましょう。