コンテナハウスの2階建ての価格は手ごろなのか?そもそもコンテナハウスって?
マイホームって相変わらずのパワーワードですよね。
平屋がイイ、2階建てが最高、注文住宅こそマイホーム、一度はタワマン、賃貸がラクちんなど、意見も多様性に富んでいます。
そこへ「コンテナハウス」が参戦してくると面白いのではないかと考えています。
コンテナハウスについて全くご存知ない人もいるでしょうから、今回は、コンテナハウスについて言及します。
ご想像のとおり、コンテナが使われるのですけどね。
もくじ
コンテナハウスとは
コンテナハウスは読んで字のごとし、貨物列車や貨物船などで見かけるコンテナを利用した住宅です。
まだ日本国内では馴染みがないかもしれませんが、海外では珍しくない仕様になっていて、住宅以外にも店舗の建物に使われていたりします。
コンテナの家ということで、デザインに疑問を感じるかもしれませんね。
少しでも印象を変えるべく、特徴を含めたメリットとデメリットをお伝えします。
コンテナハウスのメリット
コンテナハウスのメリットを、ざっと挙げていきます。
- 建築工程が少ない
- 耐久性が高い
- 気密性が高い
- 防音効果に優れる
といった点です。
中には「低コスト」を掲げるメディアもありますが、2階建ての相場としては、
- 木造住宅 < コンテナハウス < 鉄骨鉄筋住宅
というところなので、メリットには挙げていません。
1つのコンテナを離れ(個室)や個人事務所として使うなら数百万もあれば十分ですが、このテーマは2階建てですから、ご了承ください。
コスト面以外の上記メリットについて、簡単に補足しておきます。
コンテナなので極端な話、運んで置くだけというシンプルな工程になり、大幅に工期短縮が可能です。
もちろん、ライフラインの整備、必要に応じた地盤改良のなどは必要ですが、資材を搬入して組み上げていく工法と比較するとスピードは早くなります。
雨天でも大丈夫。
コンテナは荷物を運ぶために作られているので、耐久性、気密性は抜群です。
海上輸送だと数か月もの間、揺れ、風雨にされされるけですが、中の荷物は全く影響を受けませんよね。
実はコンテナの中は単なる空間ではなく、空調や温調機能を持ったものも珍しくないので住宅としても使えるわけです。
気密性が無かったら、中の荷物は湿気、虫の混入など大変ですよ。
音漏れに関しても気密性が高いことから、心配はありません。
住宅以外に災害時の仮説避難場所に使えるということも付け加えておきます。
コンテナハウスのデメリット
- 道幅の広い土地が必要
- デザインは豊富とは言えない
この2点に限ります。
なぜ、道幅が広くないといけないかと言えば、コンテナハウスの工法に影響するからです。
現場に持ってきて置くだけとは言え、クレーンでの吊り上げが必要なので、スペースが必要になるのですよ。
セットバックが必要な土地だと、別の工法で建てることになるので、建築費に影響がでます。
そのためにも、土地選びは慎重にということですね。
デザイン面ですが、さすがに欧風とか和風とか、ちょっと厳しいです(汗)
コンテナですから、せいぜいカラーリングで楽しみましょう。
コンテナハウスの建築費用
さて建築費用ですが、2階建てとなると、そこそこの費用は覚悟しなければなりません。
実際に、事例を公開しているメーカーさんがありましたので、参照してみてください。
参照:コンテナハウスにかかる費用の全て|参考価格や価格設定の真実を実例を踏まえ解説
メーカーさんだけあって、相当にわかりやすい記事です。
庭に離れが欲しいときは最適
広い庭があれば、その片隅にコンテナを1つだけ置いて、
- 趣味の部屋
- 子どもの勉強
- ウォークイン衣装室
などとして使えますよね。
コンテナハウスと似た建物でユニットハウスもおすすめです。
まとめ
「コンテナハウスの2階建ての価格は手ごろなのか?そもそもコンテナハウスって?」というテーマで、コンテナハウスについて言及しました。
個人的にはユニットハウスが魅力的なんですよね。
コンテナハウスと違って、いわゆるミニ住宅的な感じなのです。
だったらなぜコンテナハウスの記事を書いたのか?
コンテナハウスのことを知りたかったからです。