遠い実家が一時的に空き家になるときの管理はどうする?今なら空き家管理サービスが便利!

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全国には、実家では親が1人で暮らしているという状況の家庭は、たくさんあると感じています。

本人が元気なうちは良いですが、そう、言っていられる時間も限りがあるのが現実。

体調を崩して入院ということにでもなれば、実家は空き家状態になります。

仮に入院が1か月だったとしても、人のいない空き家は、すさまじく劣化スピードが早く感じますし、何より防犯面なども心配です。

その他にも、さまざまな懸念事項がたくあるなかで、遠方から様子を見るのは非常に困難。

そういうときは、空き家管理サービスが、非常に良いなと感じました。

実際に、利用する可能性があるので、今回は空き家管理サービスについて、シェアしたいと思います。

空き家の実態

総務省の住宅・土地統計調査(2018年)によれば、空き家の数はなんと848万9,000戸もあります。

予想以上に多い数字の印象です。

ただ空き家にも、

  • 人がたまに寝泊りしている
  • 賃貸や売却でたまたま人がいない
  • 所有者不明、リフォームや解体が決まっている

という大まかな種類に分けられます。

今回は、短期の入院による一時的な空き家ということで、言い換えると「準空き家」のようなイメージです。

とは言え、少なくとも40年近い築年数が経過している一戸建てが、1ヵ月も無人となるわけですから、マズイ状況は想像に難くありません。

しかも片道3時間もかかるような場所ですから、頻繁に様子を見ることなんて、到底無理です。

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空き家のリスク

なぜ空き家が問題視されるのか。

イマイチ、ピンとこない人もいるかもしれませんが、基本的に空き家って、古ければ古いほど、さらに木造住宅であれば、静かなる爆弾と似ているわけです。

あくまでも個人的な意見ではありますが、これでも宅建士の端くれなので、そのようなイメージしかありません。

とにかく手を打たないと、

  • 空き巣に狙われる
  • 庭の草木が伸び越境
  • 投函物が溜まりまくる
  • 電気の垂れ流し
  • 食品類がムダになる
  • 室内の空気の還流が滞る
  • 動物の侵入・居座り
  • 人の侵入・居座り
  • ゴミ不法投棄のターゲット

など、いろいろと大変なことになるわけです。

所有者または管理者においては、空家対策特措法(空家等対策の推進に関する特別措置法)第五条で、

空家等の所有者又は管理者(以下「所有者等」という。)は、周辺の生活環境に悪影響を及ぼさないよう、空家等の適切な管理に努めるとともに、国又は地方公共団体が実施する空家等に関する施策に協力するよう努めなければならない。

と書かれているため、放置はできません。

空き家管理サービス

そこで超ありがたいのが、空き家管理サービスの存在です。

すでに、いくつかのサービスを検討したのですが、日本空き家サポートが個人的には都合が良いと感じています。

全国の不動産業者さんと連携する形なので、少々、のどかな場所でも管理してくれる業者さんが見つかる可能性は高いです。

ただ、懸念するのは1ヵ月という短期の対応ができるかどうか・・・。

基本は1年間ということなので、その辺は交渉次第か、あるいは別の方法を取らざるを得ません。

それは後回しにして、空き家の管理プランについては、税込み月額5,500円からとなっています。

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短期空き家管理

もし、前述のサービスが条件面でマッチしない場合は、別の方法を取ることになりますが、

  • 1回契約の空き家管理サービスを探す
  • ヘルパーさんに有償で依頼する
  • コチラが出向く

の選択肢になろうかと考えています。

昔は見舞いがてら、家の様子を見るということが可能でしたが、今はまだ見舞いを制限している病院があることから、なんというかぶっちゃけ面倒(汗)

ヘルパーさんに依頼といっても、できないこと、つまり業務範囲が明確に決められているので、簡単ではありません。

ゆえに、ヘルパー業務ではなく別業務の発注という体で、通用するかどうかですね。

1回契約の空き家管理サービスといっても、カギというアイテムがネックになります。

このカギの受け渡しが、ヘルパーさんへの依頼に関しても、どうしても発生するので、悩ましいところです。

入院の手続きの際には、付き添いが必要ですから、それまでに方向性を決めるしかありません。

まとめ

「遠い実家が一時的に空き家になるときの管理はどうする?今なら空き家管理サービスが便利!」というテーマで、短期的な空き家の維持管理について書きました。

いやいや、高齢者のひとり暮らし、本人が元気なうちはって言いますが、急に衰えてくるものですよ。

家の構造上、断熱材が入ってない部分があり、冬なんて部屋中にエアコンと石油ストーブをガンガンにつけて、なんとか越せる感じなんですから。

灯油タンクの補充だけでなく、灯油の調達も高齢者には重労働。

なので、個人的には老人ホームでゆるりと暮らして欲しいんですけどね。

参照

統計局ホームページ/平成30年住宅・土地統計調査 特別集計

空家等対策の推進に関する特別措置法 | e-Gov法令検索

~ 空き家管理の全国ネット ~【日本空き家サポート】

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