ZOOMの文字起こし機能で英語の会議を自動で字幕化できる!日本語を文字起こしする方法は?
ZOOMには、ミーティングやウェビナー中に話の会話を字幕として表示するための、さまざまなオプションがあります。その中の「ライブ文字起こし機能」を使って英語の会議を自動で字幕化する方法について説明します。また、日本語を自動で字幕化する方法も紹介します。
もくじ
zoomの文字起こし機能とは
ZOOMには、会議中に発言内容を自動で字幕化してくれる「ライブ文字起こし機能」があります。ライブ文字起こし機能は、聴覚に障害がある人や騒がしい環境でもZOOMを利用できるようにするための機能です。
これまではプロ・ビジネス・教育機関・エンタープライズなどの一部のアカウントでしか利用できませんでしたが、すべての無料ユーザーも使えるようになりました。
現在はライブ文字起こし機能を利用できるのは英語だけですが、今後は12の言語のライブ文字起こし機能が予定されてるようです。
ただし、この中に日本語が追加されるかどうかはまだわかっていません。
ZOOMの文字起こし機能(英語)の使い方
では早速、ZOOMの文字起こし機能の使い方を説明します。
まずはZOOMにサインインします。続いて、
- 「アカウント設定」→「ミーティング」へと進みます
- 「字幕」を有効に切り替えます
- 「ライブ文字起こしサービスを有効にして、ミーティング内のサイドパネルに文字起こしを表示する」を有効にします
ZOOMの文字起こし機能の精度は、次のようなような要因に影響を受けるので、注意が必要です。
- バックのノイズ
- 話者の声の音量と明瞭度
- 話者の英語の能力
- 地理的、またはコミュニティ特有の語彙や方言
そして、正しい字幕を表示させるためには、静かな場所ではっきり丁寧に話すことも重要です。
ZOOMの文字起こし機能を日本語で使うためには
ZOOMのライブ文字起こし機能は、今のところ日本語で使うことはできません。
日本語で自動の文字起こし機能を使いたい場合、Googleドキュメントの「音声入力」という機能を試してみてください。
Googleドキュメントの音声入力機能は日本語にも対応していて、音声を自動的に認識して文字に変換してくれる機能です。
ただし、この音声入力機能を使うためには、Googleアカウントが必要です。ログインした状態でChromeからGoogleドキュメントを開き、使用してください。
Googleドキュメント「音声入力」の使い方
では、Googleドキュメントの音声入力の使い方について説明します。
- ChromeでGoogleドキュメントを開き、ツールのタブから「音声入力」を選択します
- マイクのアイコンが表示されらクリックします
- 音声を認識してGoogleドキュメント上に文字が変換されます
気をつけなければならない点は、Googleドキュメントの音声入力機能は「パソコンのマイクが拾った音だけを認識する」という点です。
画面の向こう側の相手の声を文字起こしするためには、Googleドキュメントを参加者全員でシェアする必要があります。
2~3人程度の少人数のミーティングに向いた方法と言えるかもしれませんね。
まとめ
ZOOMの「ライブ文字起こし機能」は、英語の会議を自動で字幕化してくれるとても便利な機能です。今後、日本語にも対応するようであれば、日本語の会議でも自動で字幕化できとても便利になりますね。
現在は少人数の会議の場合は、Googleドキュメントの「音声入力」で日本語も自動で字幕化できるので、上手に使ってみましょう。
慣れればきっと手放せなくなる機能だと思いますよ。ぜひ活用してみてください。