AIの得意なことと不得意なことを知って有効活用!仕事を奪われる心配より利用価値を見出せ

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ちょこちょこと「AIに仕事を奪われる教」が布教活動をしているようです。

これ言う人の特徴は「言いっぱなし」で対応策にはまるで言及しないという面があります。

不安を口にしているだけで、具体的な不安の原因も理由もないため、ギャーギャーと喚くしかありません。

ゆえに聞き流して良いです。

恐らく本人こそがAIに仕事を奪われるという極度な危機感が、SNSでの発言になっているものと感じます。

SNSでわざわざ言わなくてもいいのにね、個人的な不安なんぞ。

ということでAIの得意なことと不得意なことを知れば、利用価値を見出せるってもんです。

AIの得意なこと

AIの得意なことは、一般論ではありますが、

  • 大量データのパターン処理
  • 自動化
  • 機械学習による予測
  • 自然言語処理
  • 戦略的な計算

などが挙げられます。

AIは膨大なデータを分析し、パターンを認識することが得意ですし、自然言語の解析と理解も得意とするため、言語翻訳、文章生成、音声認識などのタスクに適しています。

すでにサービスが出回っていますよね。

株価予測や気象予報などにもAIは利用されるでしょうし、定型的なタスクやルーチン作業を自動化することも得意です。

手書きが多い文書処理などの生産性を高めることは、どの企業もノドから手が出るほど欲しい状況でしょう。

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AIの不得意なこと

AIが不得意とすることは、一般的に、

  • 意図や文脈の理解
  • 創造性や創造的な問題解決
  • 倫理的・道徳的な判断
  • 直感的な理解
  • 非構造化なデータの解析

になります。

AIは単語やフレーズを理解することができますが、それが何を意味するのか、どのように文脈に適用されるのか理解できません。

例えば、人間が「冷たい風」と「冷たい飲み物」を聞いた場合、それぞれの文脈で「冷たい」の意味が異なることを理解できますが、AIはそれを混同する可能性があるということです。

既知のデータに基づいて予測は得意ですが、新しいアイデアを生み出すことはできませんし、倫理的・道徳的な判断も行うことができません。

もっとも、人間が持つ直感的な理解力には及ばないことはもちろんですが、数少ないデータや、その場に応じた柔軟な対応は、まだ難しいとされています。

人ができてAIができないこと

AIの得意・不得意がわかれば、自ずと人間の活躍領域がわかります。

文化的あるいは芸術的な創造は、AIでは到底適わない可能性がありますし、データの無い状況で瞬時に判断を必要とする、問題解決の場面などでは人間がやるべきことです。

ゆえにAIにはデータ上の判断や予測を任せて、人間は戦略的な計画を立案するといった棲み分けが、AIの台頭した働き方と言えそうです。

仮にAIが戦略的な計画を立案できたとしても、想定外のできごとへの対応や計画の追加・修正など、即座の対応は人の手によることが理想的ではないでしょうか。

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AIに奪われない仕事

あくまでも推測の域を出ませんが、コンサルティングやカウンセリングなどは、間違いなく人間が担う業務の範囲だと考えます。

意思決定はデータだけで判断や決断できるものではありません。

必ずの人間の知見という要素を加えることになるでしょう。

創造性ある芸術的な活動もAIでは無理でしょうし、イレギュラーな出来事に対する問題解決は、人が対応すべきことかもしれません。

カスタマーサービスを例に挙げれば、問い合わせの多い事柄については、チャットボットやQ&Aに任せ、その他の複雑でイレギュラーな案件はオペレーターが対応するというスタイルがイメージしやすいはずです。

まとめ

「AIの得意なことと不得意なことを知って有効活用!仕事を奪われる心配より利用価値を見出せ」というテーマで、AIとの共存と将来の仕事について書きました。

AIに仕事を奪われるというのは、映画の見過ぎかも・・・。

意思を持った人工知能が人間を支配する系の映画は、確かにエンタメとしては面白いですが、それはあくまでもエンタメの世界だけでしょう。

必ず活躍できる場所があります。

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