初心者向け家庭用3Dプリンターを学ぼう!何に使う?初期費用は?用意するものは?造形方法は?
家庭用プリンターが当たり前になった時代ですが、そのほとんどは、インクカートリッジを使用したシリアルプリンターではないでしょうか。
シリアルプリンターは1行ずつ印刷していくタイプで、ジーコジーコと紙が少しずつ出てくるヤツです。
一方、家庭用のレーザープリンターもあります。
インクではなくトナーという粒子を用いて印刷するので、かなり高速でコスパも良いです。
文字の印刷ならレーザープリンターのほうがメリットは多いということは、あまり知られていません。
で、3Dプリンターですよ。
家庭用に導入するなら初期費用相場やランニングコスト、用途など全く不明なので調べることにしました。
家庭用3Dプリンター
もっぱら話題を集めているのは、AnkerMake M5です。
特徴としては、
- プリント時間を約75%短縮
- AIカメラ搭載でスマートにモニタリング
- 簡単操作で初心者向き
- Wi-Fi/USB Type-Cメモリによるデータ転送
となっています。
ただし、家庭用3Dプリンターは、かなりの種類が販売されていて、必ずしもここで挙げた製品だけではありません。
Amazonや楽天市場などでもチェックしてみてください。
初期費用の相場
先に挙げたAnkerMake M5は、公式サイトでは99,000円です。
Amazonでも販売されていますが、公式サイト同様に在庫切れ(汗)
めちゃくちゃ売れてることがわかります。
次回は、いつ販売されるのかという情報も見当たりません・・・。
ただAmazonでは同じ製品を別の業者が販売していますが、その価格は20万円を超えているので、手を出さない方がよいかも。
他の製品を含めて、初期費用の相場は5万円からという感じですね。
初心者向けの3Dプリンター
3Dプリンターを選ぶ際は、造形方式も知っておく必要があります。
初心者にやさしいのは、
- 熱溶解積層方式
- 光造形方式
に大別されます。
なかでもオススメは熱溶解積層方式で、高温で溶ける素材を熱しながら積み上げる方法です。
光造形方式は「レジン」と呼ばれる薬品を使うので、ちょっと神経を使うのが初心者にはハードル高いかなと。
取り扱うには、ゴム手袋やマスクなども安全のために用意することが求められます。
使用する素材の種類
熱溶解積層方式での造形にはフィラメントと呼ばれる素材を選ぶことになりますが、主に、
- ABS樹脂:プラモデルやパーツ作り
- PLA樹脂:食器などよく使うもの
- PET:フィギュアほか透ける容器など
が主流です。
化学が好きな人にとってはたまらないのでは?
それぞれ用途によって何を使用するか、決めるとよいです。
まとめ
「初心者向け家庭用3Dプリンターを学ぼう!何に使う?初期費用は?用意するものは?造形方法は?」というテーマで、3Dプリンターについて書きました。
3Dプリンターを使うには、いろいろとまだ勉強が必要だというのが第一印象です。
さらに、どういう目的で何を作るかというのも重要。
ただ3Dプリンターが欲しいというだけでは、「オレは将来ビッグになる」という中身のない話と同じレベルになります。
思った以上に準備も大変ですし、造形のための工程もありますから、勢いで買うのは止めたほうが良さそうです。
参照
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