ディズニーホテルも宿泊税徴収開始か?浦安市が4月からの導入を検討で税額はどのぐらいか予測!
東京ディズニーリゾート(TDR)を抱える千葉県浦安市が、2024年4月から宿泊税の導入を検討していることが明らかになりました。
まあ、浦安市にはメリットしかないですよね。
日本一の集客力を誇るテーマパークですし、直営のディズニーホテルに宿泊する客は、カネに糸目を付けない層ですから、税収増は間違いありません。
恐らく、TDR直営ホテルも対象となる可能性が高い中、宿泊税はどの程度になるのかが問題です。
そこで今回は、宿泊税について書いてみたいと思います。
もくじ
宿泊税とは?用途は?
宿泊税は、市町村が宿泊施設の利用者に課税する税金です。
観光客増加による地域住民の負担軽減や、観光振興のための財源確保などが目的で導入されます。
具体的な用途としては、
- 観光客向けのインフラ整備(道路、公園、トイレなど)
- 観光振興(イベント開催、情報発信など)
- 環境保全
- 防災対策
- 地域住民へのサービス
などがあります。
ゆえに浦安市は、間違いなく恩恵を受けることになるわけです。
主な自治体の宿泊税
現在、宿泊税を導入している主な自治体を調べてみると、
自治体 | 課税額(1人1泊) |
東京都 | 100円(1.5万円以上は200円) |
大阪府 | 100円(1.5万円以上は200円、2万円以上は300円) |
京都市 | 200円(2万円以上は500円、5万円以上は1,000円) |
福岡県 | 200円(福岡市のみ2万円以上は500円) |
長崎市 | 100円(1万円以上は200円、2万円以上は500円) |
といったところです。
京都市、高ぇ・・・。
ちなみに修学旅行などは、課税の対象外となっているケースが多いですが、それでも京都市はホクホクでしょうなあ。
浦安市の宿泊税課税額
浦安市では、具体的な課税額はまだ決まっていません。
しかし、他の自治体の例を参考にすると、1人1泊あたり100円~200円程度になる可能性が高いと考えられます。
TDR直営ホテルの場合、最も安いセレブレーションホテルでも、1泊2万円が相場なので、宿泊税が課税される可能性はほぼ確実と言ってもよいです。
コロナ禍前のTDRは、2013年から2018年まで年間に3,000万人以上の入場者数で、同年代のホテル事業売上高は700億円前後。
さらにオフィシャルホテルと言われる、パークに最寄りの6つのホテルもありますから、今まで徴収しなかったことがすごい。
本年、TDRはコロナ禍前の勢いに到達するでしょうから、今がチャンスと言えるでしょう。
宿泊者の負担感
うーん・・・個人的にはゼロです。
TDRで遊ぶということは、少なくとも金銭感覚がマヒしますから、1泊1人あたり100円200円の負担なんて、もはや誤差レベル。
ただし課税額にも寄りますが、家族3人が、ディズニーランドホテル(1泊5万円以上)に2泊したとします。
京都市レベルの課税額だとして仮計算すると、
1,000円×3人×2泊=6,000円
となります。
このレベルだと、地味に痛いですね(汗)
パーク内のレストランで1食できる金額で、お土産もいくつか都合をつけられます。
浦安市の発表を待ちましょう。
まとめ
「ディズニーホテルも宿泊税徴収開始か?浦安市が4月からの導入を検討で税額はどのぐらいか予測!」というテーマで、宿泊税について書きました。
とうとう来るべき時がきたなというのが、第一印象です。
今まで課税してこなかったことが、逆にあっぱれな感じはしますが、同時に、財政が厳しくなっているのかもしれません。
人の往来が特に激しい舞浜においては、インフラの維持管理コストもギリギリであれば、少し余裕を持たせてほしいところ。
何か事故があってからでは遅いですからね。
参照
入園者数|株式会社オリエンタルランド