【バレンタインデー】昭和と令和のバレンタインデーを比較!今と昔ではどちらが素敵?
本日はバレンタインデーです。
恐らく国内のどこかで、「バレンタイン・キッス」が流れていることでしょうが、令和のバレンタインデーは、昭和のそれとは実に大きく様変わりしています。
具体的には、
- 事実上の義理チョコ文化の抹消
- 告白というイベントの消滅
- 友チョコの大盛況
などですが、チョコレートが売れることだけは確定です。
時代とともに変化してきたバレンタインデーの過ごし方や文化を、昭和と令和に分けて比較してみました。
どちらが素敵な感じがしますか?
もくじ
バレンタインデーの発祥
日本では1936年、神戸のモロゾフ製菓が「義理チョコ」を発売したのが始まりとされています。
一方、歴史的には、イタリアのローマ帝国時代です。
兵士の結婚が許されていなかった中で、若い人を想いを汲み取ってきた司教ウァレンティヌス(ヴァレンティノ)が処刑の対象となり、殉教日となったのが2月14となっています。
モロゾフが始めたころは、女性が男性に愛情を伝えるイベントというよりも、感謝の気持ちを伝える日として捉えられていました。
近年では、チョコレートを贈るだけでなく、手作りのお菓子やプレゼントを贈ったり、一緒に食事に行ったりするなど、より多様な方法でバレンタンイデーが楽しまれています。
昭和のバレンタイン
当時のバレンタインデーは、完全に女性が主役であり、意中の男性に向けて、1年に1度の公式な告白タイミング到来ということで盛り上がっていました。
いわゆる本命には、手作りチョコを渡すということが暗黙の了解であり、奮闘する女子学生の姿が定番だったのです。
また、メッセージカードによって、その本気度を伝えることもポイントでした。
男性の意思は無視されて、その女性としてはモブ扱いとなる、その他大勢に関しては市販のチョコレートが支給されます。
しかしながら、浮かれまくっている男性が多いためか、完全に義理チョコであったとしても、自慢のネタにしていることも少なくありませんでした。
告白の舞台は、中高生の場合、大抵、学校です。
- 放課後の教室
- 体育館の裏
- 早朝に机に仕込む
と言った感じで、人影の少ないシチュエーションが主でした。
中には例外もあり、自宅に押しかける、電話で呼び出すなんてことも。
当時は「連絡網」という、クラス全員の電話番号が各家庭に常備されていたので、呼び出しなんて簡単に出来たのです。
スマホも無い時代、一家に一台の固定電話のみですから、誰が対応するかという時点でドキドキものです。
まあ、本人が出ることは、ほぼ確率としてはゼロに近いので、ご両親が出た場合の会話のシミュレーションは、欠かせませんでした、バレンタイン関係なく(汗)
アレだけはイヤでしたね・・・。
令和のバレンタイン
すでに義理チョコ文化は崩壊しています。
余計なコストも掛からなくて、女性は大助かりだと思いますよ。
会社においても、気持ち悪いオヤジに、義理とは言え配布するのもストレスだったことでしょう。
今でも本命チョコの位置づけはあると思いますが、友チョコ、自分チョコなど、個々の目的に合わせたチョコレート選びが主流です。
特に、高級チョコレートや限定品などは、自分へのご褒美として購入する女性が多いことも大きな特徴と言えます。
ある意味、お祭りイベントとして楽しむ意識が高まり、友達同士でチョコレート交換会を開いたり、SNSでバレンタインデーを盛り上げる人も増えています。
告白に関しては、必ずしもバレンタインデーとは限らず、タイミングや相手に合わせて行えばいいのですよ。
でないと優良物件は早々に売れてしまいますからね。
バレンタインデーあるある
最後に、昭和と令和のバレンタインデーあるあるで、締めくくりたいと思います。
昭和時代
- 手作りチョコがうまく固まらず泣く泣く市販チョコに切り替え
- チョコ作りは母親が駆り出される
- 本命チョコを渡す際は友だちがサポート役
- 机に忍ばせる作戦も位置を間違て関係ない男子の手に渡る
- 義理チョコリストの作成
- なぜか男子全員そわそわ
令和時代
- 百貨店やデパートのバレンタイン特設会場をはしご
- 手作りチョコのレシピはSNS検索
- 義理チョコ廃止論争でオヤジ撃沈
- クラスメイトや意中の女子のSNSから自分へ期待してしまう哀れな男子
- 友チョコで盛り上がる
- バレンタインそのものに興味関心が無い層が現れる
まとめ
「【バレンタインデー】昭和と令和のバレンタインデーを比較!今と昔ではどちらが素敵?」というテーマで、バレンタインデーについて書きました。
昭和のバレンタインデーは、手作りチョコや告白など、愛情をストレートに表現する情熱的な雰囲気が魅力です。
一方、令和のバレンタインデーは、多様な選択肢が増え、より自由に楽しめるイベントになっています。
大切なのは、自分が素敵だと思うバレンタインデーを過ごすことです。
昭和と令和の文化を参考に、よい一日を!