マイナ保険証の国家公務員の利用率は4.36%という数字が失敗という事実を物語っている

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参りましたね、この数字には。

もはや苦笑いしか起こりません。

マイナポイントをエサに、保険証とマイナカードの一体化をゴリ押ししながらも、母艦である国家公務員の利用状況は5%にも満たないとは。

これこそ政治不信、役所不信の根源となるものです。

マイナ保険証の国家公務員の利用率は4.36%という数字は、某新聞社が公表したもので、ひどいのは厚生労働省でさえも5%未満という事実。

利用促進を笑顔で発信しながら、自分自身は完全無視、いや省庁を挙げてのシカトという体質であることが明確になりました。

ちなみに、本年12月には現行の保険証は、原則廃止です。

もはや不可能。

マイナンバーの交付は、これも「ややゴリ押し」によって、7割近くまで上がっているようですが、実用性はほぼありません。

個人的にも、マイナンバーカードを使うのは、確定申告の時期だけです。

医療機関側の導入保留

マイナ保険証の利用には、医療機関側の対応も不可欠です。

しかし、2023年12月時点で約3割の医療機関しか導入していない現状は、利用拡大の大きな障壁となっています。

導入にはコストや手間がかかること、レセプト請求システムとの連携など、医療機関側の負担も少なくありません。

はっきり言って、医療機関も迷惑千万な話なのではないかと。

ただ、領収証の書式は、メーカー間で話し合ってもらって、統一できないもんですかね・・・。

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情報漏洩への懸念

マイナンバー情報の漏洩リスクは、利用促進における最大の懸念事項です。

過去にマイナンバー制度を巡る問題発覚も影響し、個人情報の安全性に対する不安は根強く残っています。

政府による丁寧な説明とセキュリティ対策の強化が求められますが、完全に置き去りにされている感が強いですよね。

そもそも、あんなカード、携帯なんかできかるかいな。

サイフ落としても、持ち主に戻ってくるような国ですけど、悪人は一定数いるんだから、うっかり落としたとかのリスクの方が明らかにデカイ。

しかも顔写真付きって、罰ゲームもいいところ。

自動車免許証とマイナーカード一体化のほうが、相当にメリットがあると思います。

免許更新もセンターに行かないでいいしくみを早く作れ。

不慣れな層への配慮

マイナ保険証の利用には、スマホや専用リーダーが必要となります。

高齢者やITに不慣れな人にとっては、操作方法の難しさや設定の複雑さが利用を阻む壁です。

利用方法の簡便化や、分かりやすいサポート体制の構築が重要ですけど、まあ、放置するでしょうね。

それが政府のいつものやり方ですから。

高齢化の進む地域は、多分、いつまでも利用は進まないと予測します。

高齢者にやさしい社会をと、口では言いながらも、しくみは逆行しています。

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メリットがない

現状では、マイナ保険証を利用する明確なメリットが不足しているとの声も多くあります。

医療費の割引やポイント還元など、利用者にとって具体的なメリットとなるインセンティブの導入が欲しいです。

といっても、しょーもないオマケレベルでしょうけど、ずっとメリットがないまま、現行の保険証の廃止が訪れると確信しています。

個人的提案

マイナカードと保険証の一体化、個人的には、以下のような機能が備われば、使ってもいいかなと思います。

  • 医療関係の領収証等の電子データ管理(紙では受け取らない)
  • 運転免許証との一体化

この2点が実現できたら利用します。

現時点では、我が家も病院にかかるときは、保険証を自然に手に取りますから、子の先もマイナカードはタンスのこやしです。

まとめ

「マイナ保険証の国家公務員の利用率は4.36%という数字が失敗という事実を物語っている」というテーマで、マイナカードと保険証について書きました。

一応、マイナカードと保険証は紐付けしていますが、使った試しがありません。

現行の保険証が廃止になってから、使おうとは考えますが、多分、廃止にできないですよ。

インフラが整い切れないと断言します。

参照

マイナンバーカードの保険証利用について(被保険者証利用について)|厚生労働省

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